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ドラゴンクエスト・ファイナルファンタジー小説投稿掲示板


ここは小説投稿掲示板だ。
ドラゴンクエストやファイナルファンタジーまたはその他(アニメ、ドラマ)などでも、楽しそうな小説やストーリー、
詩、日記などがあったらとにかく書き込もう。
他人が見ておもしろいと思った内容、自分が思いついた内容があったら、とにかくどんどん投稿してみてくれい。

(注)最近ここをチャット代わりに使われている方がたくさんいます。
チャット代わりに使われますと、せっかく一生懸命小説等を書いた方の内容がすぐに流れて見れなくなってしまいます。
ここは小説やストーリー、詩、日記などを書くところですので、チャットはこちらにてお願いいたします。

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  第11章 4節:マイヤの戦略 - 翼無き天使 (男性) - 2009年01月14日 (水) 03時34分 [830]   
 
「穿て、飛水刀!」
数十本の水で出来た短剣をマイヤが放った。ひゅっという風切り音とともに水の刃がティックを襲う。
「へぇ、水か。こりゃまた面白そうだ」
ティックはその身を軽やかに宙に跳ばし、足下を通り過ぎる短剣を見て楽しそうに言った。
「さぁ、行くぜ!」
ティックは蒼く光る両手でマイヤに迫る。
「縛れ、水蘭鞭!」
マイヤは今度は水の鞭を錬成し、空中にいるティックの足を拘束した。
「はぁああ!」
マイヤはそのままぐいっと鞭を引っ張り、ティックを反対側に投げ飛ばした。
壁に叩き付けられたティックは、そのまま崩れ落ちる瓦礫に埋もれが、すぐに起き上がった。
「いいね。技のタイミング、テクニック、コンビネーション、完璧だったぜ」
服の砂埃を払い落としながらティックは楽しそうに言う。
「でもお嬢さん、あんたには足りないモノがある。何か知ってるか?」
「教えてもらえるかしら?」
マイヤは毅然として言い返す。
「あんたに足りないモノ、それは――…」
ティックは足元に転がる瓦礫を蹴り飛ばした。一瞬、瓦礫に気を取られた瞬間にティックの姿はマイヤの視界から消えていた。
「…――破壊力だよ」
「…っ!!」
ティックがマイヤの後ろを取った。揺らめく蒼光がマイヤを捉える。
「囲え、水牢球!」
「!!」
間一髪、ティックの右手がマイヤに触れるより先に、水がティックの全身を包んだ。取り込まれたティックは速度を失い、水の監獄に漂う。
マイヤはここぞとばかりに猛攻を仕掛けた。
「斬り裂け、飛水刃!」
巨大な水の刃が袋の鼠とも言えるティックに波状攻撃をかけ、水飛沫を上げてながら水牢球ごと斬り飛ばした。
「…はぁ、はぁ」
しかし――
「あ〜あ、セットが台無しだ」
全身ずぶ濡れのティックは髪を掻き上げながら起き上がった。
「オーケイ、そこそこ威力があるのもわかった。だが、少し息が上がってきたな」
「まだまだ余裕よ」
「ははは、そうでなくちゃ!」
ティックは攻撃の構えを取る。諸手の蒼光はより激しく揺らめき、より大きな光になった。
十数メートル離れた位置からでも感じる熱気。陽炎がティックの周囲の空間を歪める。まるで異世界から現れた、蒼き悪魔。
(来た…!)
「食らえ、ブルー・フレア!!」

「無理です…!逃げられっこない」
「大丈夫。私、かけっこじゃ負けたことないんだから」
アルトは何かを言いかけたが、すぐに口をつぐむ。
「……わかりました。マイヤの考えは変わらないんですね?」
マイヤはあえてイエスとは言わなかったが、その目からアルトは意思を汲み取った。
「あの男は、ティックは、手足から発する蒼い光で攻撃してきます」
マイヤが闘うというのなら、アルトは可能な限りマイヤに情報を与えることが、今できる最良の行動だと判断した。
「基本的には接近戦です。あの光がどういった性質のものなのかはわかりませんが、触れるだけで危険です」
蒼く光る脚の蹴りを食らった天峰は吐血した。おそらくは衝撃を体内に直接与えるのだろう。
「光を熱に性質変化させて炎のようにして飛ばしたり、電撃のようにもしたりします。高威力な上に射程も自由自在な厄介な光です」
「……熱、か。わかった、ありがとう」
「マイヤ、最悪の場合は、あなただけでも逃げてください」
マイヤは笑って答えるだけだった。
「……秘密会議は終わったか?」

マイヤはこの攻撃をずっと待っていた。
炎と水。熱気と冷気。ぶつかり合えば水は蒸発して水蒸気になり、逃げるための絶好の目眩ましになる。
熱が高ければ高いほど、水が多ければ多いほど。
マイヤは氣を一気に練り上げた。
「ブルー・フレア!!」
「迸れ、水龍砲!!」
ティックの放った灼熱の蒼炎。マイヤの放った水の激流。
二人の攻撃は、互いのちょうど真ん中でぶつかり合った。
じゅっと水の蒸発する音。激しく揺らめく炎。空気の膨張。衝撃。
瞬間、世界は霧に呑まれた。
「これは…」
アルトはゆっくり体を起こし、目を凝らして当たりを見回す。
やがてアルトに近づいてくる人影が見えた。濃霧でぼやけて誰か判別できない。
「アルト」
現れたのはマイヤだった。水をベッドのようにして、その上に天峰を乗せて連れてきた。
「天峰は…!?」
「静かに。総くんはまだ生きてる。でもあんまり良い状況じゃないわ。はやく治療しないと」
マイヤの息がだいぶ荒い。かなり力を消耗しているのだろう。
「マイヤ、大丈夫ですか?」
アルトは痛みを堪えて立ち上がる。
「平気。アルト、走れる?さすがに二人運ぶのはちょっときついわ」
「大丈夫です。初めからこれが狙いだったんですか?」
「まぁね。アルトの情報のおかげ。ありがとう」
「いえ、僕は何も。力になれなくてすみませんでした」
マイヤが来なければ、アルトと天峰は確実に死んでいた。
「そんなことないわ。さ、早く行きましょ」
マイヤが一歩踏み出したその時だった。
「ブルー・レイ」
「!!」
蒼い光線がマイヤの身体を貫いた。
「ぐっ…!」
光線はマイヤの腹部を貫通し、マイヤはその場に倒れ込んだ。
「マイヤ!!」
アルトはマイヤの側に駆け寄る。マイヤの意識はあったが、かなりの重傷だ。
「なかなか頭を使ったな、お嬢さん」
コツ、コツ、と足音が近づいてくる。
「だが、これで今度こそチェックメートだ」
霧の中からアルト達の前に現れたのは、ティック=エルシェントだった。


  あぁ、マイヤさんが - 翼無き天使 (男性) - 2009年01月14日 (水) 04時20分 [831]   
闘ってます。
思えばマイヤさんがしっかり闘うのは初めてだったりするんですよね。
水を使ってバッタバッタと。かいてて思ったんですけど、水って使い勝手いいな〜(笑)
切り裂き、突き刺し、縛って、窒息^^;

いやはや、ますます恐いお方になってしましますね。

  次元を超えた戦い - クロネコ (男性) - 2009年01月14日 (水) 16時38分 [832]   
ティック怖いですね!ていうか強すぎます。
素手で銃の弾丸を弾くとかもうドラ○ンボールレベル
ですよ!
マイヤが重傷を負ってしまいましたね。
果たして、主人公はマイヤを助けられるのか?
気になります!

さて、ナーティス物語のキャラからのメッセージ
です。

ライ
「あんな奴に勝てるわけないよ!!怖い!!もはや
彼は人間ではない!!」
ルビィ
「あきらめるな!何事も勇気が勝利の鍵を握ってる
って前も教えたろ?俺たちもいつかこんな感じの敵、
いや、それ以上の敵に遭遇するかもしれねーんだぞ!
それでも俺は絶対にあきらめねぇ!この鉄パイプで
戦いぬいてみせる!」
リーナ
「それより、マイヤさんが心配ね・・・内臓に損傷
を受けてなければいいけど・・・」
ケルス
「俺たちの世界のナーティスでは化学と魔法が進歩
してるからな、俺たちの世界の手術や回復魔法なら
助かるかもしれねえ」

  どはぁっ - ベールゼブブ (男性) - 2009年01月14日 (水) 17時57分 [833]   
これは・・・・・・もう絶望か・・・っ
絶望しかないのかっ!!
はてさて最終的にどうやって勝つんだアルトたち!!

っていうか我らがマイヤさんがっ!!
我らが女神(大袈裟だろ)マイヤさんがっ!!
私の心の師匠がぁ〜!!


  ナーティス物語 - クロネコ (男性) - 2009年01月13日 (火) 20時04分 [820]   
  第3話「選ばれし4人」

ライ達はさらに洞窟の奥へと進んでいった。
痛みはあるし、どうやら夢ではないようだが、
おかしい点があった。

なぜ洞窟なのにあまり暗くないのか?
なぜ寝ていたのに、起きてここにいた時にはパジャマでは
なく普段着なのか?
そして、なんで都合良く白骨死体が自分達に合った武器
を持っているのか?

謎につつまれたままである。
「なんか奥へ行けば行くほど寒くなってくるね・・・」
ライは少し寒がっていた。
「それは、やっぱり地下の洞窟だからじゃないかな?」
リーナは言った。
「狂った人間ってどんな奴なんだろうか?やっぱヤバイ
薬を使った連中とか?」
ルビィは冗談まじりで言った。
「でも、奴らはそんな顔色ではなかった、なんていうか・・・
本当に狂ったような?」
ケルスは言った。
「そういえば、リーナさんって、さっき僕と戦った時に炎を
出したよね?あれは魔法でしょ?魔法剣士?」
ライはリーナに質問した。
「うん、魔族だから他の種族よりも魔力が高いし、身体能力も
高めだから剣を装備しているんだ。純粋な剣士には剣技は劣る
けど・・・」
リーナはそう答えた。
「ほんで、俺が治癒術師・・・つまり、回復魔法だけが使える
魔術師さ」
ケルスは言った。
「けど、私達は魔法に力を入れてるから腕力にはあんまり自信が
なかったりするから、たぶん、物理攻撃だけだったらライ君と
ルビィちゃんの方が上ね。」
リーナは言った。
「当たり前だよ!俺はなんせ毎日、鉄パイプの素振りをやって
腕鍛えてるからな!」
ルビィは自信満々に言った。
「でも、僕は銃の力に頼ってるから本当はあんまり腕力に
自信がないんだ・・・けど、射撃ならちょっとだけ自信・・・
あるかな?」
ライは言った。
「何言ってるんだよ!ライ!お前は射撃だったら天才だろーがよ!
お前だったら「ガンナー(銃使い)」にでもなれるんじゃねーか?」
ルビィはライにそう言った。
「ガンナーか・・・」
ライは小さくつぶやいた。

そんな4人の目の前に、何かが倒れていた・・・。
近づいて見るとそれは、小さなワイバーン(飛竜)の子供だった。
「きゅううー?」
ライ達の存在に気づいた。
「!!きゅうー!!」
ワイバーンの子供は怯え始めた。
「大丈夫!?・・・ケガをして動けないようだね・・・」
ライは言った。
そして、ルビィは・・・
「か・・・かわいい♪こいつかわいいぜ!」
ルビィはいつもの男勝りな表情からかわいいペットを見る少女の
ような表情に変わった。
「回復魔法で助けてあげられませんか?ケルスさん」
ライはそう言うが
「うーん、でも、魔物の子供かー・・・んー・・・どうしよう、
ワイバーンって凶暴なドラゴンって聞くし・・・」
ケルスは悩んだがリーナが
「何言ってんのよケルス!ワイバーンは確かに野生では凶暴だけど
飼い慣らしたらとっても忠実なのよ!それに、助けるのに人も
魔物も関係あるの?」
リーナは厳しくケルスを叱りつけた。
「あ!そうだったな!はははは!ごめんごめん!忘れていたよ
(このワイバーンを1000年で大人に育て上げたら空を自由に
飛べるな♪俺のガキの頃からの夢がかなうぜ!)」
ケルスはそう言うと、にやにやしながら回復魔法をワイバーンに
かけてあげた。
背中の傷はみるみるうちに回復した。
だが、ワイバーンは警戒して・・・
「きゅー!!」
逃げ出して行った。
「あ!待ってくれよー♪」
ルビィはワイバーンを追いかける。
「ねえ、ライ君、ルビィちゃんって男勝りなばかり思っていたけど
、ああいう女の子らしい一面もあるのね。」
リーナはクスクス笑いながら言った。
「お姉ちゃんはかわいい生き物が大好きだからね。」
ライはそう言うと、ワイバーンをルビィといっしょに追い続けた。
しかし、ワイバーンは飛んで逃げている途中で何かにぶつかった。
そのぶつかった物は20代後半くらいの男性だった。
「よーし!ぶち殺してしまおう♪殺してこいつの肉を食べよう♪」
男性はそう言って、ワイバーンの子供をなぜか鉄製のハリセンで
殴り殺そうとした。
「危ない!!」
ライは叫んで、小型自動式拳銃のワルサーPPKで撃った。
この銃は38口径で、威力は比較的に低いが、普通の生身の人間の
息の根を止めるのには充分だ。
男性は心臓を撃ちぬかれたはずなのに死ななかった。
血を流しながら笑いながらこっちへ向かってくる。
「気をつけろ!そいつがさっき言った人間の化け物だ!」
ケルスは言った。
「こいつ!その子に手を出すんじゃねーぞ!!」
ルビィは思いっきり男性の頭を鉄パイプで殴った。
だが、男性はダメージを受けているようだが、まだ笑いながら
鉄製のハリセンでルビィに殴りかかった。
だが、ルビィは鉄パイプで受け止めた。
「ルビィちゃん!そのワイバーンを連れて下がってて!」
リーナはルビィにそう言った。
ルビィはワイバーンの子供を抱いて下がった。
そして、リーナは魔法を詠唱し始める。
そして、強力な炎の玉が男性に当たる。
「やったか・・・?」
ケルスはそう言うが・・・
男性は皮膚がややただれて焼けていてもなおも笑い続けて、
いきなりお祈りのような行為をし始めた。
「なんで祈ってるの・・・?」
ライは疑問に思った。
そして、男性はなんと、どんどん体の肉や臓器が溶けるように
落ちていき、骨だけになった。
リーナの炎魔法は確かに強力だが、まだ人間の皮膚を溶かしつくす
ような威力はない。
それに、その肉の溶け方はあきらかに炎が原因ではなかった。
そして、その骨は全高6mの巨人となった。
「こんな化け物初めてだ・・・」
ケルスはあきれた表情で言った。
「うわー!!ガイコツが巨大化したー!!怖いよー!!」
ライは叫びながら銃でガイコツの頭を撃つ。
ダメージはあるようだが、まだこっちへ向かってくる。
そして、ライを踏み潰そうとしたが
「危ない!」
リーナがとっさにライにかけた魔法障壁でなんとか助かった。
この魔法障壁は物理攻撃を防ぐ事が出来るが、連続使用が出来ない。
「この化け物がー!!いい加減に死にやがれ!!」
ケルスはジャンプして槍でガイコツの頭部を槍で突きまくり、
頭部を破壊したが、まだ動き続ける。
「どうやら、完全に砕かないと動き続ける巨大なスケルトン
(ガイコツの魔物)のようね・・・アンデット(不死)だから
弱点はわかっている・・・」
リーナは詠唱をまた始めた。
そして、リーナの剣の先から光の玉がガイコツを襲う。
ガイコツは骨がカスカスになったかのように動きが不安定に
なった。
「今だ!ルビィ!ライ!」
ケルスは叫んだ。
そして、ライはガイコツに銃を連射して、ルビィはジャンプして
鉄パイプで殴りかかった。
ガイコツは完全に崩れ去った。
「ふう・・・怖かったー・・・」
ライは一息ついた。
そして、先ほどのワイバーンの子供がこっちへ向かってきて
「僕を助けてくれてありがとうございます!」
ワイバーンは確かにそう言った。
「!!喋った!!」
ライ達は驚いた。
「僕は「カメムシ仙人」様の使いの「テテル」です。
カメムシ仙人様があなた達に重大な用があるとの事です!
着いてきてください!」
ワイバーンのテテルはそう言うと、奥の部屋までライ達を
案内させた。
そして、奥の部屋には、テテルが言った通り、巨大なカメムシが
いた。
「よく来た・・・選ばれし者達よ」
カメムシはそう言った。

  はい - ベールゼブブ (男性) - 2009年01月13日 (火) 20時46分 [825]   
色々大変だったみたいですね。その辛さはよく分かります。私の周りにダウン症の子がいまして、その子も小学校入る前に結構周りと色々トラブルあったのを見てきました。かく言う私も人間関係のトラブルは色々ありまして、まあ私の場合は障害とかはなかったと思いますけど、精神病んでた節はあったと思います。精神病んでなきゃ「あいつ殺したい」とか思わなかったでしょうし。

でも文を書くのに肝心なことは障害云々、ということより、いかに文を書き散らすか、ですね。勉強が出来なくても文章は書けます。典型例が今流行の携帯小説。っていうか、どんなに学があっても書かなきゃ文は上手くなりません。焦らないでゆっくり、自分のペースです。お互いがんばりましょう。

まず始めることは、好きな作家さんの本を読み込むことですかね。どうせここは出版の場じゃないので、多少真似して書いても誰も文句言いません。話の構造を面白くできてる、それだけでもすごいことなんですよ☆
というのも話の構造が好きなんです。色々と深まる謎を出すというのは小説の王道で、これをうまくできるようになれば私も・・・・・・。

長々とすみません。

  ファンタジー小説の素晴らしさ - クロネコ (男性) - 2009年01月13日 (火) 20時55分 [826]   
小説は結構読みますね(ファンタジー小説中心)
ですが、なかなか文章力がつきません・・・(涙)
基本的に小説は好きです。マンガも好きですが、マンガよりも
長く楽しめますし

昨夜、また新しい小説「MOTHER1」を注文したので明日には
届きます(どんだけMOTHERシリーズが好きなんだ?自分は?)

その他にも、アニメの小説なども読んでいます。
小説はRPG製作に非常に役に立つ物なので・・・結構の量が
あります。

色々とありがとうございます。

ところで、第3話はいかがでしたか?
出来たら感想とかも書いてくれたら嬉しい限りです(図々しくて
すみません)

RPGツクールは家庭用ゲーム機版では確かに容量は少ないです。
ですが、PC版は容量が結構あります。
市販のRPGと同じくらい長いRPGが製作可能です。
しかも、「ベクター」と言うサイトでRPGツクールで作られた長編RPGが無料で遊び放題です。
ただし、遊ぶにはRPGツクールのRTP(ランタイムパッケージ)が必要です。
RTPはエンターブレインの公式サイトで無料でダウンロード出来ます。

  失礼いたしました; - ベールゼブブ (男性) - 2009年01月13日 (火) 23時36分 [827]   
そういえば肝心の感想書いてないことに今気づきまして、慌てて立ち上げました。何かすみませんーー;

えっと、一応「話の構造が好きだ」というところの続きからですね。なかなか謎めいてきましたね。色々と。なんか今回出てきたモンスター(ボス?)が想像すると果てしなくコワいと思うのは私だけ・・・?っていうか現実にいたら普通にコワイです。
しかも何か秘密を握ってそうな方が出てきたようで。続きが気になる次第です。

それでは♪

  どうも^^ - 翼無き天使 (男性) - 2009年01月14日 (水) 03時28分 [829]   
RPGのスタンダードな序盤の展開ですね。
謎を残しつつ、仲間と出会い、謎のダンジョン。
読みやすかったです^^
続きに期待です。


  真の魔王 - ベールゼブブ (男性) - 2009年01月13日 (火) 20時07分 [821]   
   黒こげになったルークがマゼンダの元に顔を出した。マゼンダは少し吹いてしゃがんだ後、肩を震わせて笑いをこらえていた。
「・・・・・・笑い事じゃないんですよ、先生」
「ご、ごめんなさいルーヌ。もう可笑しくて可笑しくて・・・・・・その顔が」
 マゼンダは高らかに笑い出した。なるほどルークの顔は情けなく黒こげで、煤がはらはらと落ちてきている。
「何があったのか・・・・・・言ってみなさい」
 所々吹きそうになりながらマゼンダが尋ねた。

 アルミリア。ここは世界で有数の温泉街である。近くに火山があり、地下のマグマに温められたミネラル豊富な湧き水がこの街まで流れているのである。ルーク達は宿を取り、宿自慢の温泉を満喫しようと思っていたのである。当然この温泉宿は男湯と女湯に基本分かれているが、混浴もある。しかし当然ながら混浴に入ろうとする若い女性などは普通いたりはしない。
 となると困る人が居る。
「私は女と認めたくない・・・・・・だが・・・・・・男湯には入れない・・・・・・混浴にしても男がいるのはちょっと・・・・・・。どうしよう・・・・・・」
「客室のシャワーでも浴びたらどうなの? 全く、いっそのこと自分が女性と認めたらどうなのよ? あんた性同一性障害で性転換したのとはわけが違うのよ?」
「・・・・・・個室のシャワーか・・・・・・。もったいないが私のプライドがかかっている以上そうするほかないか。それじゃ先生、私はそうします。ごゆっくりどうぞ」
 そういってルークはすたすたと個室に向かっていった。
「・・・・・・あら? でもそういえば個室のお風呂もシャワーじゃなくて露天風呂だったわね。まあ、お隣のアーサーからはどうせ見えないからいっか」

 ルークは驚愕した。個室の風呂場のドアを開けてもそこにあったのは温泉。しかも露天風呂。個室だから誰かと顔を合わせることはないとはいえ、外にあるとなっては見られる確率は0ではない。隙間だらけの生け垣に油断はならない。ルークは急いで温泉着に着替えた。
「全く・・・・・・ルドンにいたころが懐かしい。こんな大変な思いをしなくてすんだのに」
 ルドンにいたころは階級序列のため、共同のシャワールームには兵士長の自分が真っ先に入れたのに、今は共同の温泉場で人から離れてコソコソしなければならないとは。ルークのプライドが少し傷ついてきたが、考えても仕方がない。
 そのとき、物音が聞こえた。足音を殺したつもりかもしれないが、ルークが兵法で培ってきた感覚はかなり研ぎ澄まされている。ルークはそっと音のする方に近づいた。
(覗きか・・・・・・!?)
 足音が止まったところですかさずルークはその首根っこを掴んだ。
「うわあっ!」
 生け垣を折って引っぱり出されたのは40台のひげ面の男性だった。
「お前、覗いてただろ!?」
「ごめんなさい!! もうしませんから許してください!!」
「黙れ!! あの足音の殺し方は初めてじゃないだろ!? そこへ直れ!!」
 ルークに温泉の中へ叩きつけられ、男は必死にもがく。
「全く、油断も隙もない・・・・・・って逃げるな!!」
 男は即座に湯船から出、生け垣をよじ登っていた。
「待たんか!!」
 ルークがその足を掴み、引きずり下ろそうとするが、男も負けてはいない。そのうちルークと男はもみくちゃになり、生け垣を突き破って外に出てしまった。
「このや・・・・・・」
 ふと、男が何かに気づき、じっと見とれていた。
「うわあ・・・・・・すげえ美人・・・・・・」
 ふとルークが目をやると、そこに佇む者が1人、こちらを見ていた。タオルで身を隠しながら。
 雪のように白い肌とすらりとした長身、流れる川のように長い銀髪。ルークはしばらく見とれてしまったが、不意に身の危険を感じてきた。
「アーサー・・・・・・」
 女性とも見紛う青年はにこりと笑った。
「まずい!! あれは男だ!! 目を覚ませオッサン!」
「え!? 男!? あんな美人が!?」
「ひとまず地獄を見る前に逃げるぞ!!」
 だんだんと笑顔が凶悪になってくるのを目の当たりにし、ルークは必死に生け垣から出ようとするが、つっかえて身動きが取りにくい。アーサーはその間にもぶつぶつと呪文を唱えている。
「ちょっとオヤジ!! そっちつっかえてる!!」
「仕方ねえだろ!! 男には色々あるんだよ!!」
「何言って・・・・・・!!」
「メダパニ」
 青年の転がるような声が聞こえ、それから何が何だか分からなくなってしまった。
「あれ? 前に逃げるんだっけ? 後ろに逃げるんだっけ? どっちだ!!」
「俺に聞くな!! ああ! あそこにいるのはもしや女神様ではっ!?」
 と混乱している間に
「ベギラゴン!!」
 焼けつくような熱を感じた。

「また同じ理由じゃない。で、その覗きさんはどうしたの?」
「分からない・・・・・・。恐らくキレたアーサーが役人に突き出したんだろうけど、また口を利いてくれなくなってしまって・・・・・・。謝っても聞いてくれないし・・・・・・」
 マゼンダは大きくため息をついた。

  ぐはぁ - ベールゼブブ (男性) - 2009年01月13日 (火) 20時15分 [823]   
恐怖のアーサー第2段です。
男女お構いなしです。

ではレス返し

クロネコさん>

RPGといえばやっぱり最終的には勇気ですが・・・・・・ところで「スーパーリアルRPG」をご存知でしょうか?心理学中心のホームページですが、色々と世の中のことが分かります。ええ・・・色々と。書籍もありますので書店でどうぞ☆

ルークからの返事
「そうだ。男も女も関係ないんだ!! 私は女じゃなくていいんだ!!」

マゼンダ「あんたはでも女の子よ」

あと、結構ツクールって容量が足りないって話も聞きました。複雑にできないのはそれも理由ですよね?確か。

  温泉で全回復♪ - クロネコ (男性) - 2009年01月13日 (火) 20時45分 [824]   
温泉といえば、ドラクエ4のアネイルが思い浮かびますね。
もっと強いイメージはおなじみのMOTHER3の各地にある
回復ポイントである温泉ですね(MOTHER3は宿屋ではなく温泉につかれば
全回復しますが、お金がいりません、一切無料です。ですが、MOTHER1+2は現代風のホテルに泊まります。)
アーサーって女っぽい男なのかな・・・?
ルークは女と認めたくなくてもさすがに男湯には入れないようですね。

では、MOTHER3のキャラ達からのメッセージ

リュカ(主人公)
「温泉かー、冒険の途中で何度も助けられたなー」
クマトラ(ヒロイン)
「ゲーム内では男のお前らといっしょに俺が入っていたみたい
だけど・・・って!ダメじゃねーかよ!!」
クマトラはなぜかダスター(リュカの仲間で20代後半の男性)を
殴った。
ダスター
「なんで俺を殴るんだよー」
ボニー(リュカの愛犬で仲間の一匹)
「ワンワンワン!(混浴じゃなかったのかなー?)」
リュカ
「何はともあれ、僕達みたいに冒険をがんばってね!ルーヌ・・・
じゃなくてルークさん!!」

そして、ナーティス物語のキャラからのメッセージ

ライ
「ルーヌ・・・ひぃぃいいい!!ごめんなさい!!わざとじゃないです
!!ルークさんは・・・・・・その・・・・・・・自分を女性と認めたくない
わけで・・・・・・その・・・・・・・唯一の女性らしいところはないんですか?
ひぃぃいいいい!!ごめんなさい!!変なこと質問して!!」
ルビィ
「バカ!人間一人と話すのになにビビってやがるんだよ!全く、俺の
弟のくせに俺に全く似てねーな!・・・おーい!テテル!いっしょに
風呂に入ろうぜ!」
テテル
「はい!わかりました♪ルビィさん」
リーナ
「今日も私達が体を洗ってあげる♪」
ケルス
「まったく、テテルがうらやましいぜ!なあ!ライ!」
ライ
「いや、僕はお姉ちゃんといっしょにお風呂に入った事が・・・」
ケルス
「えー!!マジかよ!!オーマイポーク!!(なぜかMOTHER3のセリフ)」

  いや〜 - 翼無き天使 (男性) - 2009年01月14日 (水) 03時26分 [828]   
事故とは言え、やっちゃいましたねルーク^^;
こえぇぇ・・・。

女は嫌だけど、男湯は無理。
なんとも矛盾してるようで、でもわからんでもないっていう・・・ちゅうぶらりんな感じですね。
頑張れルーク!


  ナーティス物語 - クロネコ (男性) - 2009年01月13日 (火) 11時24分 [814]   
  第1話「いじめられっ子のライ」

「弱虫毛虫のライ!今日も売店からパンを買ってきたんだろうなぁ?」
赤毛で、強気そうな顔をした少年がメガネをかけていて、気が弱そうな
青髪の少年の袖をつかみながら言う。
「おこずかいが足りなかったから無理だった・・・・・・」
メガネの少年はそう言った
「なんだとコルァ!てめえ!命令に逆らいやがって!」
赤毛の少年はメガネの少年の髪を引っ張り始めた。
メガネの少年の名は「ライ」・・・・・
彼は、この「セルンティア小学校」の小学5年生の少年で、
いつも、赤毛の少年「ハスタ」やハスタの友人達にいじめや
パシリをうけていた。
「てめえ!弱虫メガネのくせにハスタさんの命令に逆らいやがって!」
ハスタの友人の一人の犬の耳と尻尾を生やした獣人族の少年が言った。
「罰として、お前の教科書を破ってやる!」
ハスタの友人の一人の悪魔のような翼ととんがった耳と赤い瞳をした
魔族の少年がライの算数の教科書を破り始めた。
「やめてよ!先生に怒られる!」
ライは泣きながら魔族の少年から教科書を奪い返そうとするが、
突き飛ばされて、転んだ。
「一体何事だ?」
教室に若い耳のとんがったエルフ族の男性教師がやってきて言った。
「あ!先生!ライの奴が自分で自分の教科書を破ったんですよ!」
ハスタはにやにやしながら教師に言った。
「ち・・・違います!!僕じゃなくてハスタ君達が・・・」
ライは必死に訴えるが・・・
「ライ!!いくらお前が成績が優秀だからと言っても調子に乗って教科書
を破るなんてお前は最低だ!!一週間、自宅謹慎をしてもらう!!」
教師はライの訴えを聞かずにそう言った。
「そんな・・・・・・・・」

ライはその日、昼ごろに自宅に帰ってきた。
「ライ、またいじめられたの?」
家にいる母親がそう言った。
「母さん・・・う・・・うわぁぁああああん!!」
ライは母親の胸で泣いた。
「よしよし、大丈夫よ、私達家族はあなたを信じてるわ、それは
そうと、今日の夕飯はライの大好物の「チキンステーキ」よ」
母親の「レナス」は優しい声で言った。
「ほ・・・本当!わーい!やったー!」
ライは喜び始めた。

その夜、家族で夕飯のレナス特製のソースがかかったチキンステーキを
食べながら今日の事をライは家族達に話した。
「そうか、またいじめられてやがったのか・・・ライの担当のセンコウと学校に
また文句を言わねーとな!でも、ライ、テメー自信も強くなる必要があるぜ!」
父親の「ガドレン」はそう言った。
「だめだよ・・・僕、強くなれない・・・ケンカ弱いし・・・」
ライは弱弱しい声で言った。
「ライ!もっと自分に自信を持ちやがれ!そんなんだったらいつまでも
いじめられるばっかりだぜ!少しずつで良いから強くなりやがれ!わかったな
?」
ガドレンは厳しくてどこか優しい顔で言った。
「そうだぜ!ライ!お前は強くなれるはずだぜ!なぜなら俺よりも射撃が
得意で化学については天才じゃねーか!」
ライの一つ年上の姉の「ルビィ」が言った。
「・・・・・・・わかった。」
ライはそう言った。

ライはその夜、ベッドの中で色々と考え事をしていた。
僕は強くなれるのか?
僕は自分に自信がないのか?
僕には勇気がないのか?
僕は・・・・・・・・・・
そんな事を考えながら眠った・・・。

そして、ライは目が覚めると、なぜか、洞窟のような場所にいた。
近くを見渡すと、姉のルビィが倒れていた。
「お姉ちゃん!しっかりして!」
ライは必死でルビィを起こそうとするが、意外と早くルビィは起き上がった。
「ライ・・・ライか・・・ここはどこなんだろうな・・・」
ルビィは半分寝ているような顔で言った。
「夢かな・・・」
ライはそう言って、ルビィと共に洞窟の奥へ進み始めた。

  ナーティス物語 - クロネコ (男性) - 2009年01月13日 (火) 12時21分 [816]   
第2話「始めての戦い」

ライとルビィは洞窟内を歩き回った。
すると、奥に地底湖のような場所があった。
「地底湖か・・・なんか恐竜とか出そうで怖いよ!」
ライは怯え始めた。
「バカ!恐竜がいるわけないだろ!」
ルビィはそうライに言った後、湖の岸に何か人型のような物が
2体、流れ着いていた。
「だれかが倒れてるのかな・・・?」
ライ達はその人型の物に近づいた。
すると、そこには2体の人間の白骨死体があった。
「!!うわー!!ガイコツだー!!怖いよー!!」
ライは泣き始めた。
「泣いている場合か!・・・ん?こいつらなんか手に持っているぞ?」
白骨死体の内、1体の手にはオートマチック(自動式)の拳銃があった。
「ひっく・・・・・・・・・ん!?これは・・・「ワルサーPPK」!」
ライは突然泣き止んで、真剣な顔になってその銃を手に取ってみた。
「ふむふむ・・・弾は入っているようだね。それにこのガイコツが
予備の弾を持っているみたいだ・・・」
ライは白骨死体の持っていた予備の弾丸をポケットに入れた。
「こっちのガイコツは鉄パイプなんか持ってるぜ!俺が頂いた!」
もう1体の白骨死体が持っていた鉄パイプをルビィは奪い取るかのように
手に取った。
「とりあえず・・・怖いけど、身を守る武器は手に入ったね・・・早くこの夢
終わらないかな・・・うう・・・」
ライ達はその場を離れた。
そして、地底湖へ行くときにあった分かれ道の行っていないところを進んでみた。
すると、そこは少しせまい場所だったが、誰かがいた。
人影が二人こっちに向かってくる。
そして、姿を現した。
一人は高校生くらいの魔族の少女だった。
もう一人も高校生くらいの少年で、エルフ族のようだった。
「かーっ!!また化け物かよ!!いい加減にウザイんだけど!!」
エルフの少年はライ達に向かってそう言った。
「子供の姿をした魔物ね・・・なんかかわいそうな感じはするけど
死んでもらうわ!」
魔族の少女は鉄製の剣でライに斬りかかったが、ライは
なんとかかわした。
「まってください!僕達は魔物じゃありません!」
ライは必死でそう言うが
「もう騙されねーぞ!化け物!死ね!」
エルフの少年が鉄製の槍でルビィを突き刺そうとしたが、
ルビィは回避した。
「わけわかんねーけど、やるしかないようだな!ライ!お前はあの
魔族の女をやれ!俺はエルフの男をやる!」
ルビィはエルフの少年を鉄パイプで殴りつけたが、槍で受け止められて
いた。
「ええー!?そんなー!僕弱いのに・・・」
ライは怯えながら拳銃を魔族の少女に構える。
「一気に決めるわ!」
少女は何かを詠唱し始めた。そして、少女の剣の先から
炎の弾がライに飛んでくる。
ライはかわしたが、肩をかすって少し火傷を負った。
「熱いよ!やめてください!」
ライは銃を魔族の少女に撃った。
少女はかわそうとしたが、腕をかすって傷を負った。
「銃を使う魔物なんて厄介ね!」
少女はそのまま剣でライに斬りかかるが、ライは何とかかわして、
銃で少女の肩を撃つ。
「きゃあ!」
少女は肩から血を流す。

一方、ルビィのほうは、エルフの少年の腹部を鉄パイプで突くように
殴って、少年は倒れた。
「ちっ!こいつら魔物にしては強いぞ!」
エルフの少年は再び槍を向けるが
「だーかーら!俺たちは魔物じゃないっての!見ればわかるだろ!?
人間だよニ・ン・ゲ・ン!!」
ルビィはやや怒りながら言った。
「本当に人間かどうか、邪気を確認させてもらおう」
エルフの少年は手をライとルビィに当てて意識を集中させた。
「ふむ、こいつらは本当に人間のようだ・・・邪気はない」
エルフの少年はそう言った。
「ええー!?なら私達は無関係な人間の子供を殺そうとしていた
わけ!?・・・・・・・・ごめんね、ボウヤ達」
魔族の少女はそう言うが
「ごめんですむと思ってるのかよ!お前らに本当に殺されかけたんだぞ!」
ルビィはまだ怒ってた。
「お姉ちゃん、もう許してあげようよ・・・この人達もきっと何かの勘違いで
僕達を襲ったんだと思う。」
ライは優しく言った。
「実はな・・・この洞窟には人間が狂ったように暴れているんだ・・・」
エルフの少年はそう言った。
「しかも、そいつら喋るし、騙してきたりもしたのよ」
魔族の少女はそう言う
「そうだったんですか・・・僕達も身を守るためとはいえ、ケガさせてすみません
でした!」
ライは謝った。
「別にお前が謝る必要ないって!先にしかけてきた俺たちが悪かった!
すまない!」
エルフの少年も謝った。
「まあ、そんなに謝るんなら許してやってもいいぜ!」
ルビィは厳しい表情からニコっと笑った。
「それより、あなた達の名前とか教えてもらえませんか?ちなみに
僕の名前はライ、隣にいるのが僕のお姉ちゃんのルビィ」
ライがそう言うと
「俺はケルス、エルフ族だ。」
エルフの少年、ケルスはそう言った。
「私はリーナ、魔族よ、よろしくね。」
魔族の少女、リーナも自己紹介した。
「こちらこそよろしく、リーナさん、ケルスさん」
ライは笑顔でそう言った。
「ケガとかは大丈夫なのか?」
ルビィがそう言うと
「心配しないで、ケルスが回復魔法で傷を治してくれるから」
リーナがそう言うとケルスはリーナの肩に回復魔法をかけて、
ケガを治してやった。
「しっかし、お前らまだまだ小学生ぐらいのガキのくせに強いな!」
ケルスはけらけら笑いながら言った。
「そうだろ!でも、ライもちゃんと勇気を出せば魔族のリーナにも
勝てたじゃねーか!」
ルビィはライに言った。
「僕は銃で戦ったから勝って当たり前だよ・・・剣より銃のほうが
有利だし・・・銃がなかったら僕は単なる弱虫だよ・・・」
ライは暗い顔でそう言った。
「そんなことないって!ライ君は強いと思うよ!私の攻撃をかわすなんて
やるじゃないの!」
リーナは笑顔で言った。
「そうさ、こいつは普段は勇気を出せないから弱いだけであって、危機が
迫って勇気を振り絞れば強い奴なんだよ!まあ、火事場の馬鹿力ってやつ
かな?」
ルビィは笑顔でライのほうを向いて言った。
「ありがとう・・・」
ライは少し自分に自信が持ててきた。
「さあ、協力してこの洞窟から出ようぜ!」
ケルスはそう言って、ライ達と共に進み始めた。

  勇気の強さ - クロネコ (男性) - 2009年01月13日 (火) 12時28分 [817]   
本当に書いてみました。
俺のこの物語の主人公のライは勇気を出せなければ弱いですが、
勇気を出したら、結構やれます。
ゲーム的に言うと、ライはHPが高くて、攻撃力も高くてパワータイプと
言った感じです。
やれるときはやれます!
でも、今はまだまだ他の方々の小説の主人公達と比べると弱いです。
ですが、成長を重ねると、彼は他の主人公達に負けないくらいに強く
なります。
ちなみライとルビィは魔法が全く使えません(そのかわり攻撃力とHPが
高いです。)

  なるほど - ベールゼブブ (男性) - 2009年01月13日 (火) 18時35分 [818]   
掴みがいいですね。こう、普通どころか弱い立場だったはずの主人公が旅を通して成長していくっていうのを感じさせるような。
っていうかお姉さんが男っぽいっていうか漢ですね^^;素敵です。

では☆

  ライのモデル - クロネコ (男性) - 2009年01月13日 (火) 18時47分 [819]   
主人公のライのモデルは俺自身だったりします(姿は
全然似ていませんが)
俺も学生時代にいじめにあった事があるので、ありのまま
を書いてみました。
俺は今、そのいじめにあった全寮制高校を辞めて、
現在は障害者の作業所で訓練しています(俺には生まれつき軽度発達
障害があって、勉強は非常に苦手(特に数学))

障害の影響もあって、文章的にやや劣りが見当たりますが、
なるべく努力するのでそこは目をつぶっていて欲しいです。
すみません。

ちなみにこの話しは俺の好きなMOTHERシリーズを参考にしています。


  O Fortuna - ベールゼブブ (男性) - 2009年01月12日 (月) 20時17分 [810]   
   一同から会話が消えた。
 神の鳥の力を持ってしても脆い封印しかできなかったほどの強大な力を持つ魔王への恐れ。危機感。そして何より世界を託された幼い少女の不安。ルルはずっと俯いたまま、兄であって真には兄でないアーサーの袖を掴んでいる。

 O Fortuna (おお 運命よ)
 Velut Luna (月の如く)
 Statu Variabilis (その姿を変える)

Nunc obdurat (今は突き放しておいて)
Et tunc curat (後で優しい顔を見せ)
Ludo mentis aciem (人の心を手玉に取る)

 残酷な運命を誰もが感じないわけにはいかなかった。
「・・・・・・町が見えてきたわね」
 マゼンダがようやっと口を開き、沈黙を破った。
「ポートリアまではまだまだ遠いわ。あそこで少し休みましょう」
 他は生返事しか出来なかった。マゼンダはため息をついて一同の前に立った。
「いい加減辛気くさいの止めない? 確かにルルのことはショッキングだったかもしれないけど、逆をいえばあたしたちにしかこの仕事は出来ないってことでしょう?ここまでルルを支えてきたあたしたちにしか。他に誰があの魔王を倒すことができるの? そうでしょう? だったらいつも通りに構えなさいよ」
「でも先生、本当に倒せるんですか? 私たちに、巫女達の封印しか手だてがなかった魔王が」
「それに、マゼンダさんが持ってる石板、本物だとしても書いてあるのはその魔王の倒し方じゃなくて封印の仕方なんですよね? 意味あるんでしょうか?」
 マゼンダは大きくため息をついた。
「何言ってるのよ! 逆に巫女4人しかいなかったから封印しか出来なかったわけでしょ? 今は違う。巫女達だけじゃなくて3人余分がついてる。違う?」
「たった3人です! それじゃあその3人で何が出来るんですか!? 神も鳳も手を持て余した魔王を、人間に倒せるわけ・・・・・・」
 ルークの反発を、マゼンダは指をつきだして黙らせた。
「あんた、今まであたしの門下で何を学んできたの? そんなこと基礎中の基礎だったはずよ。はい、ルーヌ。神格書の入門編第2章の内容はなんだった?」
 神格書。世界の神話や土着宗教の神の性格や動向が書かれた書物である。ルークはマゼンダに師事し、その文献として数々の神格書や神学書を読み込んできた。ルークは頭を悩ませたが、少しずつ、思い出し始めた。
「神になくて、人にあるもの・・・・・・だったような」
「そう。答えは何だった?」
 ルークはまた頭を悩ませたが、頭が混乱して答えが出てこない。
「可能性、ですね」
 横でアーサーが答えた。
「とかく神は全てを分かっているため、とも言われていますが、神という存在自体が可能性論になってくるわけです。もし神が本当にいるのならそれ自信確率論や可能性を語ることはないと言われています」
「流石ね。まあ、少しルーヌには難しかったかしら? 国に帰ったら一から勉強し直すわよ」
 ルークは頭を抱えた。因みにマゼンダの授業はスパルタで有名で、影でこっそりと「恐怖の鞭魔王」「鬼女王」と呼ばれている。
「それに、ルル」
 マゼンダはしゃがんでルルの肩を抱いた。
「勘違いしないで。あんたの魂の姉妹はあの神官達かもしれないわ。でもね、今この体に流れてる血とつながってるのはアーティーなの。前世の話なんて関係ないわよ。分からなかった?」
 ルルははっとして、マゼンダの顔を眺めた。そして笑顔で頷いた。
「それじゃ、入るわよ」
 一同は気休めながらもとりあえず安心することにし、町へと入っていった。

  はい - ベールゼブブ (男性) - 2009年01月12日 (月) 20時40分 [811]   
落ち込みルルです。激レアです。
因みに作中の訳の分からない横文字はラテン語でして(最近ハマってます)、カルミナ・ブラーナの「おお 運命よ(O Fortuna)」の一部です。興味があればどうぞ。

ではレス返し

クロネコ様>
 ぜひお書き下さい☆上官命令です♪(誰
 まあ、ルーヌ・・・・・・もといルークのモデルがファミコン時代のドラクエ3の女主人公なのです。ファミコン版いじるとわかりますけど、彼女は決して女性と認めません。
 いや、私のは参考にできるかどうか・・・^^; まあ、お手伝いできるならしてみたいというのが正直な感想ですが
 ツクールってやっぱ難しいですか?

天使様>
 更には次でルークとアーサーの痴話喧嘩第2段が待ち受けております^^ 乞わない、ご期待。
ルルには更なる苦しみが待ち受けるのかな〜?
どうかな〜? (意味深な笑み)

あと、前回のカキコで「作品の説明云々」って書いちゃったのを見つけたんで訂正しました。正しくは「質問」でした。
では☆

  勇気 - クロネコ (男性) - 2009年01月13日 (火) 10時41分 [813]   
任天堂のRPGのMOTHERシリーズでは決してあきらめない
「勇気」の心が勝利の鍵でした。
ルークは魔王と戦っても勝てないとちょっとあきらめかけていましたが、
MOTHER2のラスボスのギーグはその魔王よりも恐ろしいかもしれません(機会が
あったらMOTHER1+2アドバンスとMOTHER3をプレイする事をオススメします。)
ルルは幼いみたいですが、MOTHERシリーズの主人公はみんな12歳です。
12歳で強敵と戦って強くなっていきます。
だから、ルークにもルルにもあきらめない勇気の心を忘れないで
欲しいですね。
MOTHER2キャラからのメッセージ
ネス(MOTHER2の主人公)
「決してあきらめないで!自分と仲間を信じるんだ!強さに大人も子供も
お姉さんも関係ない!人間は最初は弱いかもしれないけど、どんどん
強くなっていく生き物なんだ!だけど、いくら強くなっても仲間の力が
やっぱり必要だ!みんなと協力して、仲間を・・・友達を大切にすること
から始めよう!」

RPGツクールは慣れれば簡単にゲームを作れますが、俺もまだまだ初心者
なので、複雑すぎるイベントは製作できませんね。
ですが、単純なイベントでも充分に長編RPGが作れます。
あと、武器なども剣や槍などのオーソドックスな物から拳銃やライフルや
マシンガン、あと、ビームなども作れます。







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