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피 천득 수필집(皮 千得 随筆集)No.2 |
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たっき〜
(130)投稿日:2013年07月03日 (水) 12時47分
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수십 년 전 내가 열일곱 되던 봄, 나는 처음 동경에 간 일이 있다. 어떤 분의 소개로 사회교육가 미우라(三浦)선생 댁에 유숙을 하게 되었다. 시바쿠 시로가네 (芝区白金)에 있는 그 집에는 주인 내외와 어린 딸 세 식구가 살고 있었다. 하녀도 서생도 없었다. 눈이 예쁘고 웃는 얼굴을 하는 아사코(朝子)는 처음부터 나를 오빠같이 따랐다. 아침에 낳았다고 아사코라는 이름을 지어 주었다고 하였다. 그 집 뜰에는 큰 나무들이 있었고 일년초 꽃도 많았다. 내가 간 이튿날 아침, 아사코는 ”스위트피”를 따다가 꽃병에 담아 내가 쓰게 된 책상 위에 놓아 주었다. ”스위트피”는 아사코같이 어리고 귀여운 꽃이라고 생각하였다.
数十年前、17歳になった春、私は初めて東京に行った。 ある方の 紹介で社会教育家の三浦先生のお宅に 下宿することになった。 芝区白金にあるその家には、ご主人夫婦と 幼い娘の3人家族が住んでいた。 お手伝いも書生もいなかった。 目がきれいで笑い顔の朝子は 初めから私を 兄のように慕った。朝に生まれたから 朝子という 名前が ついたという。 その家の庭には大きな木々があって 一年草の花も多かった。 私が着いた翌朝、朝子は”スイートピー”を摘んで花瓶に挿し、 私が使うことになった机の上に置いてくれた。 ”スイートピー”は 朝子のように幼くて可愛い花だと思った。
今日はここまでです
皮 千得先生は 韓国の文壇では 最も尊敬される作家として有名です 2007年5月 96歳で亡くなりました 一度「皮 千得」で検索してみて下さい 人物像だけでなく 私が読んでいる「ピ・チョンドゥグ 随筆集」も紹介されています
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□피 천득 수필집 NO.1 NO.2/みち
(132)投稿日 : 2013年07月04日 (木) 18時29分
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No.1,No.2 、読みました。
余分な助詞などもそぎ落とした、平明で簡素な文章ですね。 読むほどに、心に残りそうです。
まず、原文を読まずに、対訳を見て、韓国語に訳し、 原文と照らし合わせました。
語彙は易しいのですが、知らない語彙もあります。 小学生のように、2回ほど、全体の書き取りをしました。 「勉強した〜」という実感が…。
朗読したら、綺麗でしょうね〜。
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□みちさん! 感想ありがとう!/たっき〜
(134)投稿日 : 2013年07月04日 (木) 23時38分
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みちさん!
私の持っている随筆集には 16編の作品が載っています
どれも簡潔な文章で 読解や韓作文の練習にはベストです
仰るとおり 作品の朗読を聴きたいと思っています 今度韓国に行った時に CDを探してみようかと思っています
この随筆集は 結構 戦前の東アジアの世相を 教えてくれますし 現代の韓国人の感性とは 全く違う先生の感性が 古来から 続いてきた 本来の韓国人の感性ではないのかという 疑問を生じました
なお。No3の文章中 「小さなハ」は「小さなハンカチ」に訂正してください |