2005年発行の[MUSIC FORUM2005]特別増刊号を開いていて見つけました。どうして居られるのかな?
寝 待 月(ねまちづき)
詞:萩原たかし
傘をやさしく さしかけられて
かわす笑顔の なつかしさ
やっと忘れた 人なのに
なんでときめく ゆかた帯
四条烏丸 コンチキチンと
祇園祭の にわか雨
迷うこころを 振り切るように
すこし濃い目の 口紅をひく
灯り求めて 夕まぐれ
人は家路を いそぐのに
出町柳で 乗り継ぐ先は
添えぬあなたの 腕の中
帯といっしょに 畳んだみれん
すてる瀬もない おんなには
髪にうなじに 燃えのこる
夢はひと夜の 大文字
鴨川の流れを 枕に聞けば
あなた恋しい 寝待月